2020/11/17 09:11


店主の想いが、本葛干菓子「よしの南朝」を作り上げました。


南朝ゆかりの家で生まれ、母の実家は桜で有名な吉野山の金峯山寺蔵王堂の近くにありました。帰省すると祖母は花見客をもてなすため、本葛干菓子を作っていました。
吉野建の家に型から干菓子を抜く時の「トントントーン」という音が、子守唄のように響いていました。店主はこの干菓子を作りたい一心で試みましたが、祖母のようにできず、やっとめぐり会えた若い職人の技で再現しました。