2018/12/13 09:40

年末年始のお集まりのお茶菓子、初釜などにぴったりの大容量タイプです。



店主の想いが、本葛干菓子「よしの南朝」を作り上げました。南朝ゆかりの家で生まれ、母の実家は桜で有名な吉野山の金峯山寺蔵王堂の近くにありました。帰省すると祖母は花見客をもてなすため、本葛干菓子を作っていました。



吉野建の家に型から干菓子を抜く時の「トントントーン」という音が、子守唄のように響いていました。店主はこの干菓子を作りたい一心で試みましたが、素人では祖母のようにできずやっとめぐり会えた若い職人の技で再現しました。
和三盆のほのかな甘みと本葛と絶妙に混じりあい口どけのよい上品な干菓子です